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鹿男あをによし

万城目学さんの「鹿男あをによし」を読んだ。
「鴨川ほるもー」など、京都の大学生を中心とした
ファンタジーな物語が多い。
今回は場所を奈良にして、臨時に講師となった教師と
そのクラスの生徒を中心に60年に一度という
なまずの活動を抑えるための「目」をめぐっての物語。
講師も生徒も鹿化し、狐と鼠をさがす。Photo
剣道と姉妹校三校をめぐっての展開です。
そのなかで一番印象に残った言葉
「人間という生き物は文字として残さないと何もかも忘れてしまう。
本当に大切なことは文字にしてはいけない。
言葉とは魂だからだ。
だが、そのことを人間はすっかり忘れてしまったらしい」
この文字に残す、残さないは、
夢枕獏「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」にも出てくる。
考えさせられる言葉ですね。
活字となった段階で、本当のことのどれだけが残るか。
それでどれだけ伝わるか。本人が書くのと他人が書くことでも違う。
「文字」と「言葉」の関係・・・。

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