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夢枕獏「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」巻ノ二

夢枕獏の「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を読んでいる。
空海が唐に渡り、密教を学ぶころの物語。
4巻まであり、1巻が500ページをこえるので
結構な大作である。
その2巻を読み終わった。
その中で、刀で斬られるのではないかという怖さの問答で
空海「お前に対して、危害を加えてやろうとか、お前から銭を奪ってやろうという人間が、その刀を
持っているから恐いのだ。おまえと親しい人間が、いくら、どのような刀を持っていようが、槍を持っていようが、それは恐くないであろう。」
「だから、刀が恐いのはない。お前が恐いという時、それは、その刀を持つ人間の心根が恐いということなのだ。」
というところがある。
よく言われることのようであるが、物語の中で改めて言われると説得力がある。


私はもともと時代小説、歴史ものが好きではなかった。B_ku_kai_c02
過去のことをあれこれ言っても
今をどうもできないと思っていた。
昔の人の名前や年号を覚えてどうなるんだと思い
歴史も好きでなかった。
しかし今、人の考え方、ものの考え方は大いに参考になると思う。
昨年から山本一力や佐伯泰英などの時代小説を読むようになった。
我が家には時代小説は売るほどある・・・これは本当です。
何種類かの本をその時の気分で読み変えてみよう。
賀川豊彦はいつ読み終わるかな?
内田樹さんの本もたまってきたな・・。


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