映画「クレアモントホテル」
老婆と若者のほのぼのとした映画というイメージの
「クレアモントホテル」を見てきました。
www.cl-hotel.com
30名ほどのお客さんの26人ほどは女性でしたね。
やはり内容的に女性向けの映画なのかな?
ロンドンの街角にある長期滞在型のホテル「クレアモント」
人生の終着点に近づいた人たちが暮らしてる。
娘の援助を断りホテル住まいを決めたパルフリー未亡人
歩道でこけたところを小説家志望の青年ルード
に助けられ、孫のふりをしてほしいと頼む。
大きく年の違う二人が、お互いの欠けるところを補うように
仲良くなって、プラスの方向へ働いていく。
時間が過ぎていくと自然と人生の終わりも近付いてくる。
さて、どのようにしてこの映画は終わるのでしょう。
コミカルに明るく描かれています。
涙はなかったですが、周りでは鼻をすする人が・・
未亡人が語る言葉で印象的なのが
「誰かの娘で
誰かの妻で
誰かの母親であった。
・・・・一人の人間になりたいの」というところ
言わんとすることは分かります。
が、一人では生きていけないような気がする。
束縛から逃れるということかもしれないですね。
責任のない関係かも・・・。
具体的にはどうなのかなと、考えてしまいますね。
最後に「全ての母親と祖母に捧げます」という
文字が流れたように思います。
原題はMRS. PALFREY AT THE CLAREMONT
原作はエリザベス・テイラーで
製作年: 2005年製作で、日本では2010年12月4日に公開
上映時間は1時間48分です。
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コメント
「誰かの娘で
誰かの妻で
誰かの母親であった。
・・・・一人の人間になりたいの」
感情的にわかります。
しがらみのない処に行きたい時ってありますもの。
どこに行っても新しいしがらみは付いてくるのでしょうがね?
このまま人生は終わるのかなって考えだすと
欲望はどんどん大きくなるようです。
今がいい人生で幸せだって思わなくては・・・・ですね。
投稿: 一人静 | 2011.01.22 00:24
一人静さん
女性には難しい内容かも知れませんね。
ただ、しがらみから逃れたいというのはわかるような気がします。
ただ、一人では生きられませんものね。
それが社会ですよね。
投稿: fujisan | 2011.01.22 00:37