映画「永遠の0」
話題?の映画「永遠の0」を観てきました。
http://www.eienno-zero.jp/index.html
百田尚樹さんの原作で文庫本だけでも300万部を突破している。
映画は2013年12月21日に封切られ、初日二日間で43万人を動員。
1ケ月もたつとさすがに落ち着いているが、
そこそこ入っていた。
映画の内容の前に・・・
自分の決められて席に行くと先客の女性が
「私の席はここなんですが・・・。」というと
「窮屈で観るよりいいでしょう・・・。」と
確かに回りを見ると席はいくつか空いていた
ので、一つ空けて手前に座った。
しかし後から人が来るたび、気になって仕方がない。
最初に「その席は私の席なので、
あなたが空いているところを探せば・・」と
言えばよかったのでしょうと思いながら、始まるのを待っていた。
予告編が終わり、本編が始まった。
彼女は、自分の荷物をまとめ、
私の前を「ごめんなさい」と言いながら通っていく。
どこか席を替わるのかなと、まだ善意に思っていたら
そのまま出て行きます。要は、映画を間違えていたのです。
と、長い前置きで「永遠の0」です。
黒田官兵衛(岡田淮一)さんが出てきます。
戦争映画ですがとてもきれいです。
原作はすでに読んでいたので、内容は
「そうそう」と思い出だしながら観ました。
すでに見た友人も、原作を読んでいると楽だったといっていました。
祖父に当たる宮部久蔵(岡田淮一)のことを
孫の佐伯健太郎(三浦春馬)が姉の慶子(吹石一恵)と調べ始める。
臆病者、卑怯者と言われる祖父であったが、調べを進めていくうちに
「生きて帰る」という思いから、いろいろなことがわかってくる。
妻松乃(井上真央)と生まれたばかりの娘清子
その写真を大切に、無駄に死んではいけない。
待つ人を悲しませてはいけないと、自分だけではなく
部下たちにもそう教えていく。
そして、今の祖父賢一郎(夏八木勲)と宮部との関係を知る。
戦争を美化しているとか、零戦のことを正しく伝えていないとか
いろいろな酷評もある。それは観た人が判断すればいいことだろうと思う。
命をかけないといけないような場面で
人はどうできるか、そんなことを考えさせてくれる。
戦争の経験がない我々にとって
それがリアルではなくても、戦争は良くないと思わせてくれれば
それだけでも意味がるように思う。
祖父役の夏八木さんは昨年5月に他界されています。
いい演技をされていると思いました。
エンドロールにも他界されたことが紹介されていました。
話題になった桑田さんの曲もよかったと思います。
さて、見たあなたはどうのように思われましたか?
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コメント
はじめまして。映画観ました。
戦場にいた兵士の方は言葉には決してだせなかった「生きてかえりたい」誰もが思っていた事だと思います。
数多い、本や映画情報を楽しみにしています。
投稿: k | 2014.01.27 22:46
Kさん、はじめまして・・・。
永遠の0、見られましたか。
思っていても言えない時代だった戦時中
そして今は、言ったもの勝ちのようなところがありますね。
人としての謙虚さって必要ですよね。
またブログにおいでください。
投稿: fujisan | 2014.01.28 00:20